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婚活中の女性の婚活方法の選択肢であるお見合いですが、実際どんなものなのか、注意点やメリット・デメリットなどと合わせて、まとめてみました。
いわゆる、お見合い結婚とは
職場の上司や親戚、地域の方が仲人役となり、お相手を紹介して下さり、日時を決めて、お互い面談する形式です。昔の日本では、普通に行われたいた風習ですが、時代とともにお見合い結婚は減少傾向にあります。 昔のような、近所の「おせっかいおばさん」もいなくなった事や、マンション住まいが増えたため、近所のコミュニティの在り方も変わったことが大きな要因でしょう。
お見合いは、お互いのことを事前に自己紹介する書面、「釣書」が交わされます。家族構成や趣味、出身校、勤務先などの情報がすべて分かるので、大きな失敗がないというのが大きなメリットです。信頼できる結婚相談所では、嘘の情報を記入することはできないので、相手が自分のことを偽っているという心配もありません。
出典:幸せを掴めるの? 意外とメリットの多いお見合い結婚の実態|ウーマンエキサイト コラム
現在では、それにかわるお見合いの仲介役として、結婚相談所のサービスが求められています。

お見合いのマナーとは
お見合いは、将来のパートナーとなるかもしれない人との出会いの場です。 「ありのままの自分を見てもらう」、というのも良いですが、相手はあなたに常識があるか、気配りができるかなど、細かいところまで見ています。 ここで、基本的なマナーやタブーをお伝えします。
1、遅刻は厳禁です!
結婚相談緒を通してのお見合いですと基本的には1対1で会うことになります。お互いの連絡先は知りませんので、待合せ場所ではプロフィール写真を頼りにお相手を探すことになります。余裕を持って出会えるように、当然ですが遅刻は厳禁です。
約束の時間よりも20〜30分前にはお見合いの式場に着いているようにします。できれば化粧室などの鏡の前で身だしなみやお化粧を整えます。
当日どうしても遅刻しそうな場合は、必ず電話を入れましょう。
出典:お見合いマナー・流れ・履歴書・釣書/結婚/服装/告白/返事/断り方
2、女性の服装は
結婚相談所を通してのお見合いは、ホテルのラウンジ等でお茶をしながら、1対1で行うのが一般的です。時間帯は、日中が多いものです。ですので服装もTPOにあわせた、清潔感と男性から好感を持たれる事を意識してください。高価なバッグやアクセサリーは避けましょう。お金がかかる印象を与えてしまいます。過度なドレスアップは必要ありませんので、ワンピースやアンサンブルにスカート等で、女性らしい色合いや素材、デザインを選びましょう。
3、お見合いの会話テクニック
基本的には、男性に会話をリードして欲しいところですが、中には、あまり得意でない男性もいます。そんな時は、さりげなくあなたからきっかけとなるキーワードを切り出してみてください。 「休日はどう過ごされていますか?」や「旅行先で印象に残っている場所は?」などです。旅行の話題は、初対面でも会話が弾みやすいテーマの一つです。頻繁に旅行をしていないにしても、過去に訪れた土地から共通の話題が見つかるかもしれません。
あなたが話し上手でどんな相手とも話を合わせ盛り上げる事ができる自信があるのなら、気を付ける事は1つだけです。それは、余計な事を言わない。聞かない。という事です。
策士策に溺れる。のことわざがあるように、お見合いの場では言わなくていい事を言ってしまい墓穴を掘る事だけに気をつければ良いのです。
会話が途切れる事を恐れずに、しかし、喋り通しもあまり印象は良くありません。 それから、会話だけでなく、あなたのしぐさも男性は良く見ています。 相手が話したら、少しオーバーリアクション気味に明るく反応してあげると、男性の緊張も解けると思います。 また、最後まで人の話を聞き、会話を途中で口を挟んだり、否定的な事は言わない事です。 それから、笑顔を絶やさないことが一番大切です。
4、NGワード
これらは絶対に発言してはならないNGワードです。
- 身体に関する事を言わない、大きい、小さい、高い、低い。
- 人の悪口を言わない。
- 下ネタ
- なんで今まで結婚しなかったのですか?
- ネガティブな発言
- 仕事の愚痴

お見合いのメリット、デメリット
実際にお見合いを経験した人が感じた、お見合いのメリット、デメリットについては、以下のような回答がありました。
<メリット>
・合コンでは分からないような諸情報が分かること。
・素性がはっきりしている。
・お互いが気に入れば、すぐに結婚できる。など。
<デメリット>
・周りを巻き込むので、断りにくい。
・写真と実物が全く違った。
・相手の性格までは分からない。
出典:お見合いのメリット、デメリット:日経ウーマンオンライン【いまどき恋愛・結婚のリアル】
特に、合コンや街コンよりも確実という意見が多いですね。お見合いとなると両親も安心しやすいため、親が反対するという事はありません。 また、お断りする場合、仲人さんを通してお伝えするので、お相手が気にいらなかった場合、断り易いというメリットもあります。

お見合い以外の婚活方法は?
お見合いパーティーとは?
各所で開催されるお見合いパーティーですが、冒頭紹介した1対1のお見合いに対して、一度に複数の男性とお見合いができるパーティーです。 パーティーという名前が付いていますが、飲食はメインではなく、あくまで、男性と女性の出会いの場なのです。 少人数で行われるものが多く、男女が10対10や15対15など、確実に全員と話しができるのが特徴です。 比較的、費用も安いのも助かりますね。
年齢別や離婚歴ありなど細かくグルーピングした企画を実施しているお見合いパーティーもありますので、ご要望に沿ったパーティーを探すと良いでしょう。 但し、参加者の本人確認や、独身である事を確認せず開催している専門業者もいますので、どこが主催・企画しているかは、しっかり確かめる事をお勧めします。
お見合いサイト・アプリとは?
婚活にあまり時間と費用をかけたくない人にはお勧めです。手軽に登録ができ自分のペースでお相手を探せることが魅力です。但し、無料サイトでは、結婚に対する真剣さがない男性が登録している可能性も高い事を頭に入れておきましょう。遊び半分の男性にも要注意です。
異性の相手を探すのに、できればお金をかけたくない人は、無料で利用できるお見合い・婚活サイトが活用すると良いです。
また、効率よく理想の異性に出会う方法として、登録無料のサイトを複数登録して、どんな異性がいるかくまなくチェックしておくと、より理想の恋人に出会える確率が高くなります。

お見合い結婚して後悔する事はある?
結論から言うと、お見合い結婚を理由に結婚を後悔することはありません。出会い方の違いなだけであり、上手くいくかそうでないかは、恋愛結婚なのかお見合い結婚なのかは、関係ありません。
大恋愛の末に結婚をしたカップルでさえ、結婚したら想像と違うかった…と離婚される話は良くあります。
実際に日本の結婚したカップルの内、3組に1組は離婚するという夢の無い現実。しかし、お見合い結婚の場合は離婚率が10%にまで下がるデータがあるのです。
出典:女性必見!お見合い結婚で後悔しないチェックポイント5つ

お見合い結婚の心得5つ
お見合い結婚は恋愛結婚と比べて離婚率は低いようですが、それでも、お見合い結婚をして後悔したくはないですよね。 ここでは、後悔しないお見合い結婚の心得をまとめてみます。
焦らない
早く結婚したいからと言って、結論を急ぐ必要はありません。お見合い結婚は恋愛結婚と違って、じっくり考える事ができるのですから、結論を急がず、じっくりと考えましょう。
相手の長所、短所を総合的にみる
お見合い結婚の場合は、お互いに予め自身の詳しいプロフィールを紹介しているわけです。その内容は、仕事や年収、家柄や両親の状態など、普通仲が深まらなければ知ることができないであろう項目だったりします。
出典:女性必見!お見合い結婚で後悔しないチェックポイント5つ
恋愛結婚と違って、事前に相手の詳しいプロフィールを確認できる訳ですから、自分の要望に限りなく近いか、これは妥協できる点かをじっくりと確認しましょう。
周りに流されない
特に、ご両親は、あなたに早く結婚して欲しい場合があるので、「何を迷っているの、早く、決めなさいよ」などと急かされるパターンもあるようですが、長い人生を共にするのは、あなたです。但し、周りの意見を全く聞かないのも良くありません。
冷静になる為に周りの意見に耳を傾けるのは大切です。
但し、必ず当人同士でお互いの結婚観などをしっかり話し合い、周りではなく自分自身が結婚したいと思っているかどうか?をチェックしましょう。
出典:女性必見!お見合い結婚で後悔しないチェックポイント5つ
卑屈にならない
「結婚できないので、最終的にお見合い結婚にした」などと思う必要はさらさらありません。 「ご主人とどこで出会ったの?」と聞かれたら、堂々と、「お見合いしたの」と答えましょう。 出会い方の違いなだけで、大切なのは幸せな結婚生活を送ることです。
妥協したと思わない
長い間、男性との出会い自体無かった場合や、年齢や周りの結婚ラッシュなどを目の当たりにすると、お見合い自体が逃してはならない縁の様な錯覚に陥る場合があります。
この紹介を逃してしまったら二度と無いのではないか!と自分自身で焦ってしまうと、相手に対して冷静な判断ができません。
出典:女性必見!お見合い結婚で後悔しないチェックポイント5つ
お見合いをする前に、自分がお相手に対して、絶対に譲ることのできない条件を予め、紙に書き出しておきましょう。 いくつか、条件はあると思いますが、その条件に自分での優先順位を付け、妥協するならどこまでの線と決めておくことが大事です。

まとめ
お見合い結婚は、なかなか結婚できない女性に対する、結婚の最終手段などと考えてはいけません。恋愛結婚とは出会い方が違うだけです。①早く②計画的に③希望どおりの相手と結婚するための手段、と考えると良いでしょう。時代とともに、お見合いにも色々な方法が登場してきました。 ご自分に合うお見合い方法をためし、1日も早く、運命の人に出会いたいですね。