今よりももっと幸せに。40代の結婚で考える幸福論

「結婚=幸せ」という一般的なイメージがあり、結婚関係のテレビCMなどでも幸福感に満ちあふれた2人が描かれていますが、実際のところはどうなのでしょうか。また、人生経験豊富な40代での結婚となると、現実的にはどんな「幸せ」があるのでしょうか。そこには、40代だからこそたどり着ける幸せのカタチがあるのです。

 

結婚すれば幸せ?

結婚をすれば誰にでも幸せが訪れるのでしょうか。またそもそも、幸せとは何でしょうか。「幸せ」を感じるのは自分自身なので、極論を言ってしまえば、自分で幸せだと思えば「幸せ」ということになります。そのため、自分がどんな時に幸せと感じるかが分かれば、それを目指すことができます。言い換えると、幸せのカタチは人ぞれぞれ違うので、他人にとっての幸せは、あなたにとっての幸せとは限りません。他人の「幸せ」と比べても意味はなく、自分自身がどのような状況で幸福感を得られるかを自覚することが大切です。

「衣食住が満ち足りていれば幸せ」

「安心できる場所で信頼できる人と一緒にいることが幸せ」

「世界が平和であれば幸せ」

というように、千差万別の幸せのカタチがあるでしょう。そのため、こうしたそれぞれの幸福感が、結婚をすることで得られたり、維持強化されるとしたら、「結婚=幸せ」につながることになります。

 

40代にとっての幸せとは

一方、各世代ごとの「幸せ」について見てみると、心理学で有名な「エリクソン」が興味深い考えを提唱しています。それは、人には年代ごとに達成されるべき「課題」があり、それを達成できれば幸せに近づき、達成されないと先に進めないというものです。

それによると、成人して間もない若い年代は、「信頼できる人を見つけられるか」という課題があり、これを達成すると次の段階へ行き、達成できないと孤独に悩まされることになります。

成人してしばらく経ったその次の年代では、「家庭を築けるか」が課題となります。まさに40代の課題は「結婚できるか」であり、それが達成されないと、次の段階に進めないということになるのです。

このように人の一生をダイナミックに捉えた視点からは、40代にとっては「結婚」をするかどうかで人生の充実度が大きく左右され、幸せにも大きく関わるようです。

 

充実した40代独身者が陥りやすい傾向

とはいえ、心身も成熟し、社会内でも存在感のある40代の時期に結婚をして、得るものはあるのでしょうか。精神的にも自立し、仕事も中核を担う立場になり、趣味や友人との付き合いも確実に楽しむことができる生活のままでも、十分満足できている人は多いはずです。

「今の生活が充実しているから壊したくない」「一人で楽しむ時間を削りたくない」といった理由で結婚に躊躇する声をよく聞きます。確かに、結婚をすると、生活リズムは確実に変わりますし、一人の時間も当然少なくなります。しかし、そうまでしてでも結婚をするメリットがあるのです。それは、自分で何もかも順調に進めることをよしとするのとは全く逆の発想で「自分ですべてをコントロールできない体験をすること」に意味があるのです。

独身の人の生活が充実している理由は、すべて自分で決めることができる点にあります。「家事」「仕事」「趣味」など、自分のやり方で行い、満足するまで時間もお金も労力も費やすことができます。仕事は自分のペースで行い、趣味にお金も時間もかけて熱中できます。家事も料理は得意じゃないからとほぼ外食、その反面、掃除にはこだわって高価な掃除器具を揃えたりもできます。

こうした状況下では、「日常がマンネリ化しやすい」傾向の後、「熱中してハマりやすい」傾向が出てきます。具体的には、職場と家との往復の単調な毎日になりやすいので、趣味や好きなことで気分転換を図ります。すると趣味や好きなことに急激にのめり込みがちになります。また趣味や好きなことに熱中しなくても、家事などの生活面で必要以上にこだわるようになったりもします。テレビ番組で綺麗好きすぎる芸能人がたまに出てきますが、ああいうことが起きやすくなるのです。自分で何でもやれてしまうということは、やりすぎても止める人がいないということなのです。

 

40代の結婚で得るもの

では、結婚をすれは何がどう変わるのでしょうか。まず、パートナーと一緒に暮らしていくと、予想もしなかったことにいくつも出会います。

「皿洗いのやり方が意外と雑だな」

「納豆が嫌いなのね、私は好きなのに」

といった些細なことですが、自分一人の時間が長かった40代としては、自分基準が固まっているので、戸惑い、イライラしたり、ガッカリしたりするかもしれません。

しかし、そうした「自分一人だったらスムーズなのに、相手がいるせいでうまくいかない」という体験がとても大切なのです。自分とは違う見方、考え方、生活様式などに、試行錯誤しながら何とか擦り合わせていくことで、一回りも二回りも人としての幅が広がるのです。相手のやり方を受け入れたり、自分の譲れない部分を受け入れてもらったり、食事のメニューも変わって彩りも良くなったり、喧嘩は許し合うことで絆を強め、楽しいことは一人でいた時の数倍も楽しくなるでしょう。そうした中で、一人でいた頃に熱中してやりすぎてしまっていたことも、パートナーの存在が邪魔で思う存分やれなくなり、次第に諦めていきます。諦めることで良いバランスに戻っていくのです。

充実している40代の独身生活のままでも、予想通りの幸せは手に入ります。しかし、それ以上は望めません。成功体験も重ねている40代に必要なのは「できること」ではなく、「うまくいかない体験」なのです。これが自分でも知らなかった自分の可能性を引き出してくれます。

 

今、幸せですか?

 

独身の人に「今、幸せですか?」という質問をしたら「幸せです!」と答える人は多いと思います。結婚をしなければ幸せにはなれない、ということはないからです。しかし、結婚をすると、独身の時とは違った「幸せ」を感じるのは間違いありません。自分一人で何不自由なくすごす幸せではなく、むしろこれまでの自分を変えて、誰かと一緒にいるための努力をしていく幸せです。自分の良いところを再確認してさらに伸ばせたり、悪いところも気づいて修正したり、諦めたり妥協をして無理をしなくなったり、パートナーのために新たな挑戦を始めたり。40代にもなると、自分のスタイルはカチッと決まってきますので、良くも悪くも落ち着きます。それは大崩れをしないという良い点はありますが、飛躍的に伸びることもないという欠点でもあります。そうした年代だからこそ、結婚という枠組みに飛び込むことで、新たな刺激をたくさん受けて、これまでに経験したことのない自分に出会えるのです。

そうして結婚した後、「今、幸せですか?」と聞かれたら、自分の幸せの定義が変わったことにも気づくかもしれません。「今までは趣味を思い切りやって、フレンチレストランでプチ贅沢するのが幸せと思っていたけど、今は夫とリビングでおしゃべりしながらテレビを見るのが幸せ。」などと、新たに幸せと感じる時間が加わるはずです。こうして自分で自分のことを「幸せだ」と感じることが多い人が一番、幸せに近いのではないでしょうか。

 

 

 

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