20代後半から30代の方で結婚を意識する時、必ずお金に関することは考えなくてはいけません。
婚活サービスなどを利用する中でも、必ず年収や学歴、職業などはプロフィールに記載する内容です。
しかし、収入については知ることが出来ても、支出の部分については気にされない方が多いです。
今回は30代結婚で貯金やお金についての考え方のひとつをお話します。
30代での平均的な貯金額
公的なデータも含めて、様々な検証ページなどを調べた所、30代での平均的な貯金額は200万円~250万円前後になるようです。
そして約2割~3割の方が貯金ゼロ、その他、株などの金融資産なども持っていないようですね。
貯金ついては収入が多くても、少なくても貯金できる人は貯金をするので、一概に貯金の有無だけがご自身、お相手にとってプラスなのかマイナスなのかは判断し難い部分でもあります。
結婚だけでなく、将来や何かあった時の為に貯金する方が多いので、貯金のあるかたの方が余裕があるように感じるのではないでしょうか。
もし、自分自身が貯金がゼロの状態でも結婚したい。婚活を始めてみようと考えた時に何がマイナスになるのかを考えてみましょう。
例えば、結婚式、一緒に住むための新居、それらに伴う家具、その他にお仕事の面で必要になるものなど、出ていくお金がそれなりに必要になりますね。
その時に、全く自分ではお金が出せない。お相手だけに全部出させるということは、普通に考えればあまり考えにくいです。
結婚資金としてではなくても、ある程度貯金があった方が、その後のこともスムーズに進むのは事実です。ここでもう一つ大事なのは貯金が無いから「結婚が難しい?=婚活しちゃダメ!」ではないということです。
貯金が無くても結婚する方は結婚しますし、貯金が有っても結婚できない人は、結婚出来ないからです。
収入だけでなく支出も大事

婚活する時に気にしてしまうのが、相手の年収もですが、自分の年収もかなり気にしてしまいますね。
まずはご自身の年収について気になる時に知っておくべきなのは、収入が多い方が良いのは確かですが、支出がどのようになっているのかを把握することです。
生活をする中で1ヵ月の収支が赤字になっている状態であるのなら、一度生活設計を見直す必要があります。
逆に、赤字にならずに、わずかでも貯金、もしくは自分の好きなことに使っているのであれば、収入内で支出を管理できている状態ですから、心配し過ぎない方が良いと言えます。
これは相手にも言えることで、収入が多い→支出も多いでは、結婚した後にどうなってしまうのか不安になりますね。
しかし、特に赤字にならず、支払うべきものをきちんと払っている状態なら、この場合も年収やお金の面について心配し過ぎない方が良いです。
もちろん、赤字にならない状態で、貯金もしっかりしている方が良いですが、どちらかと言えば、貯金の有無だけで結婚相手を絞り込んでしまうことの方が、婚活している時には確実にマイナスになってしまうということを理解しておかなくてはいけません。
お金が重要な訳ではない

実は貯金や年収、収入や支出など、お金の面についてはよほどの浪費家でもない限り、婚活では重要視するべきではありません。
結婚とは一緒に生活して、その基盤をしっかりとしたものにするために二人で協力するものでもあるからです。
場合によっては結婚を機によりよい職場を求める方もいらっしゃるでしょうし、家庭や家族のことを思えば、逆に働かずに家事などに専念する場合もあります。
それでもやはり結婚となれば、お金の部分で心配することなく相手を探したいものですね。
でも、出会って相手を好きになる前に、結婚しようと思う前に「お金」についての話をするのは非常に難しいことでもあります。
お金について悩まずにお相手を探すとなれば、予めしっかりとした異性がいる場所で婚活をすれば良いだけでもあります。一般的に婚活と言うと、軽めであれば街コンや婚活アプリなど、そして婚活パーティーや婚活イベントなど、参加しやすいものが考えられますね。
参加しやすいということは、参加する時の条件が厳しくない、気軽に参加出来る雰囲気であるということ。言い換えてみれば、貯金や年収などを気にすることなく、とりあえず異性との出会いの場に参加しようという集まりであると言えます。
では、しっかりとした異性が居る場所とはどこなのか。同時に結婚に対して真剣に考えている方が多いのはどこなのか。
そこで利用を考えたいのが結婚相談所です。登録時にしっかりとした審査があり、収入証明書、学歴証明書などを提出された方が集まっているのが理由です。
結婚相談所であれば、会う前から相手、そして自分の年収など、お金の部分を知っておくことが出来るんですね。何よりも結婚相談所に登録しようと考える方であれば、結婚を意識していて、それなりに準備をされている方ばかりです。安易に参加しやすい婚活サービスで異性を探すよりも、結婚相談所でお相手を探す方が確実であり、安心でもあります。
30代結婚で必要となる貯金額
30代の方で結婚資金として貯金をしよう!お金を貯めて心配なく婚活をしようと考えているのであれば、まずはご自身が望む結婚式、住んでみたい場所、住みたい家のタイプなど、金額が大きくなりそうな部分をまずは考えてみます。
その上で生活をする上で困らないように、何かあった時のための貯蓄として残しておきたい金額を考えます。
もしもを考えすぎると金額が膨らむばかりですから、結婚式、住居の資金、住み始めに掛かりそうな費用程度で算出するとしても、100万円もあれば十分に足りるのではないでしょうか。
しかし、別に盛大に結婚式をするつもりはないし、結婚して一緒に住める場所を探す程度であれば、お相手と合わせて50万ほどあれば生活基盤の最初の段階としては十分かもしれません。
お相手に対しても、貯金の有無ではなく、大切なのは現在の独身生活の中で収支が赤字でないこと。収入も大切ですが、支出がどうなっているかを知ること。
もちろん、ご自身にもお相手にも貯金があればあるほど安心であることは確実です。
不特定過ぎる異性との出会いを減らす
婚活=異性との出会いではありません。婚活=結婚するための活動です。そして大事なのは、ご自身では結婚したいと思っていても、相手がそう思っていない状態からの出会いでは、婚活で結果を出しにくいことは明白だということ。
お相手のステータスがわからないままに婚活をしないようにするために、結婚相談所の利用を考えましょう。
不特定というのは、異性との出会いの場によっては、相手が独身なのか、年齢は正しいのか、年収は本当なのか、などと何もかも定まらないままでいることです。
実際の話、婚活をしている間も時間は過ぎてしまいます。1年婚活を続ければ、確実に1歳歳を重ねることになる。
そう考えると、相手が不特定なまま時間が過ぎてしまうより、結婚相談所を利用して、相手の身元や年収、独身であることが保証された状態で婚活する方が安心であるということになります。
貯金の有無だけで悩まない
もしご自身が貯金が無いことで悩んでいたり、どれくらい貯めたら良いのかで困っているとすれば、あまり悩み過ぎないことをおすすめします。
そもそも、あなたご自身の貯金が500万、1000万無いなら結婚しない!という異性と結婚したいですか?
逆に、お相手に貯金が1000万無かったら結婚しないと思いますでしょうか。
30代で結婚となれば、少なくともお互いに独身での生活基盤があるはず。よほど大きな借金ですとか、浪費が無い限りは貯金やお金のことで悩み過ぎて、結婚への可能性を少なくする必要はありません。
それでもお金のことで悩んでしまうのであれば、まずは気軽に参加できる婚活サービスを利用するのは終わりにして、結婚相談所のようにしっかりとした出会いの場の利用を視野に入れましょう。
まとめ
真剣に結婚を考えて、結婚できる状態の異性と出会うようにすることが、婚活での一番の近道になります。
30代で結婚のために婚活していて、貯金やお金の面で悩んでいる方の少しでもお役に立てれば幸いです。